写真

久しぶりに地方に住む友人からラインをもらいました。
こんな写真が出てきたよ──

メッセージに添付してあったのは、
中国内陸部、四川省成都市に留学していた25年前頃の写真です。

写真は、留学生宿舎で飲み会をしたときのもの。
赤ら顔の彼と私が、ふざけた格好で醜態をさらしている。

懐かしいというより恥ずかしい。
写真を見ての第一印象でした。

ほんと、なにバカをやってたんだろうな。
独り言ちてしまいました。

写真の中の20代の私は一方で、
一本の棒のようにピーンとまっすぐでいます。

若かったから、と言えばそれまでですが、
つやつやして輝いてもいます。

すでに中年になった私がもっている、
世間の常識という尺度にとらわれない、
無骨さや、大胆さ、自由さがあり、
すべてがない交ぜになって、横溢しているように見える。

あんなふうな自分じゃなくなってから、
どのくらいときが過ぎたのだろう、としみじみ。

現実ではありえない話ですが、
当時の自分に会って、
いまの自分がそのときの自分からきていることを、
確認してみたいと思いました。

よし。私は彼にこう返信しました。
写真を見たら、なんか元気でたよ。ありがとう、と。