コロナウイルスの感染拡大が止まりません。
ご存知の通り、今回の宣言の内容は、自粛要請のみにとどまり、
住民の移動や、企業活動に関する罰則規定を持つものではありません。
また、海外で見られるような都市封鎖、
いわゆるロックダウンを行うものでもありませんよね。
発令当初、日本の宣言に関して欧米の報道は、
「生ぬるい。現実には見せかけだけ」と辛辣な評を下していました。
が、いざ蓋を開けてみたら、どうして、どうして、そんなことはなかった。
宣言を潮目に、日本全体の空気は、明らかに一変したように思うのです。
周囲に目線を向けると、
当局の地元商店街では、日中から、人の声がしなくなりました。
一時休業する、閉店時間を早めるなどの店が増えたため、
街の暗くなる時間が早まって、季節が春から冬に逆戻りしてしまったようです。
漢方相談を通しては、みなさんとの会話から、
「巣ごもり」モードが感じ取れます。
日本には、お上に強制されなくたって、
こんなときだから、みんなで協力してやっていこう。
やるときはやるんだ。
そんな精伸があるのだと思います。
海外から見れば、信じられないことかもしれませんが。
たいへんなときですが、こんな状況に心がかき乱されてはいけません。
我慢の先には、コロナの終息が待っています。
ゴールを目指して、みんなで力を合わせてがんばっていきましょう。