紅 2019年12月24日 冬は万物が枯れて天地が色をなくす季節。だからこそ、視覚が敏感になる気がします。先日、地方の親類や知人から、「紅〇×〇×」という商標の、ミカンとリンゴが届きました。甘み、ほのかな酸味、高い香り。その滋味たっぷりの果肉を味わったら、心にポッと「紅」が灯るを覚えました。灯る「紅」は、生命の熱源を現す色。みなさまが迎える新年に、「紅」が灯りますように。幸多かれ。