冬は万物が枯れて天地が色をなくす季節。
だからこそ、視覚が敏感になる気がします。

先日、地方の親類や知人から、
「紅〇×〇×」という商標の、ミカンとリンゴが届きました。

甘み、ほのかな酸味、高い香り。
その滋味たっぷりの果肉を味わったら、
心にポッと「紅」が灯るを覚えました。

灯る「紅」は、生命の熱源を現す色。
みなさまが迎える新年に、「紅」が灯りますように。
幸多かれ。