ヤキを入れる

ヤキを入れる。
ぶっそうな言葉ですが、そっちの意味のことじゃありません。

もう1つの意味に、
「鉄の刃を熱してから水に入れて強くする」というのがあります。

しかし、ヤキを入れることを繰り返すと、刃の切れ味はかえって鈍くなってしまう。
刃をボコボコにしちゃうわけですね。

ちなみに、使い終えたばかりの熱々の鍋。
熱をいったん冷ましてから洗わないと、
水の冷却作用で、鍋が傷みやすくなります。

健康ランドのような入浴施設に行くと、
サウナでびっしょり汗をかいてから水風呂に入ってまたサウナへ、
という方を見かけませんか?
若くて元気なら、気合を入れるのにいいかも。

中高年以降の方、とくに体調に不安を感じている方は、やらないほうがいいですよ。
人間も金属と一緒。
みすみす自分をボコボコにしたくないので、私はやりません!