この検診は無料で、
国民健康保険に加入している40~74歳の区民が対象となりますが、
強制されるものではありません。
検診の内容は、生活習慣についての問診や、腹囲・血圧測定、
身体計測、血液・尿検査など、メタボに着目したもの。
受診の期限は、当年の9月だから、ちょうど今月の末まで。
7月に入っても受診しないと、督促の郵便物が送られてきます。
係りの方から本人に直接、電話がかかってくることもあります。
検診を通して、悪しき生活習慣を改善させ、健康な区民を増やしていく。
こうした区の取り組みは、評価されるべきものでしょう。
標準体重より痩せている私は、
メタボとは縁がありませんが、
過去に一度だけ、受診したことがあります。
血液検査でひとつ、問題が見つかりました。
酸素を運ぶ、血色素という成分の値が、標準値よりやや低く出てしまったのです。
医師からは、
「メタボの心配はないけど、ちょっと貧血っぽいね。体力のほうは? きちんとご飯食べてますか?」
と言われてしまいました。
確かに食事量は、
20代前半のピークの頃と比べて半分くらいになったかもしれません。
しかし、当時は走るなどして、ガンガン体を鍛えていました。
それにいまは、年齢を重ねて代謝が落ちているのだから、
摂取量が減るのは当たり前なこと。
しかも、だるいとか、疲れやすいとかの自覚症状はほとんどなくて、
もう何十年も内科に通院せずに済んでいる、
というくらい自分は健康だと思っていたので、
なんだか腑に落ちない気持ちになったのを覚えています。
あれから何年もたっていますが、お陰様でいまも普通に過ごせています。
痩せていようが、検査の数値が少し低かろうが、
漢方薬というお守りがあるから私は大丈夫、と勝手に考えています。