音が2つの空間を温かく包み込む。

店舗の階上には、大家さん一家が住まわれている。
「ガラガラガラガラ」「トントントントン」
私の側から、上側の見えないそこに意識が向く。
窓を開ける音。階段を下りる音。
音を通して、人の住む温かみが伝わってくる。

こちら側は漢方相談を通して、
耳の遠いお年寄りと話すとき、
雑談に話がそれて盛り上がるとき、
つい声を大きくしてしまう。

私の音も温かみとなって、伝わればいい。