こんなことが、1年に1度くらい起きます。
私は漢方薬を飲み、養生します。
養生と言っても、たいしたことはしません。
食事量は少なめにあっさりしたものを食べ、
コーヒーやお茶を飲むのを控える。
日課のウオーキングは止め、
多く眠るようにする。
ただ、からだが楽だと感じる方向に、
普段の行動を抑制する。
熱を出したあとの鏡の中の自分に、変化を感じます。
病み上がりの頼りない風貌ではあるのに、
かえって肌は、乳白色のみずみずしさを取り戻している。
刈り取った雑草のすき間からは土のにおいがし、
よく見れば、そこにはかわいらしい新芽がちょこちょこ顔を出しているように。
熱は、古いモノを壊して新しいモノをつくり、再生を促します。
折しも4月は、新年度の始まりです。
熱を出したことで、よいスタートが切れました。