岩盤浴

ダイエットや美肌の効果があるとうたわれる岩盤浴。
スッキリと汗をかくことで、
女性の悩みに多い、脚のだるさ・むくみの改善にもつながります。
また、からだが温まり、気分的にリラックスできる方もいらっしゃるようです。

でも、岩盤浴が万能なわけではありません。
合わない方がいらっしゃいます。
たとえ合っていても、やりすぎは絶対によくありません。

とくに疲れやすい、貧血気味、冷え性で体温調節が苦手─といった方は、要注意ですよ。
どうしようもない疲れやだるさ、冷えなどが、残ってしまうことがあります。
たとえ疲れが残っても、それが心地よいものだったら、気にする必要はありませんけどね。

漢方理論を勉強すると、「気」という用語がよくでてきます。

からだは一対の手足と胴体に分けられますが、
これらは皮膚や神経、骨格、内臓などの器官でできています。
器官を細分化したものが細胞で、その数は約30兆あまり。

1つひとつの細胞のはたらきが「気」であり、
それら「気」を集めたものが器官のはたらきであり、
そうした「気」の集まりが、私たちのからだを動かします。

岩盤浴が合わない方は、「気」が弱めなんです。
これを「気虚」(ききょ)とよびます。

岩盤浴をすると、「気」によって、汗をかいて蒸発させたり、
体表に血液を集めて外気に熱を放出させたりします。
ですから、「気虚」の方が岩盤浴をすると、さらに「気」が消耗してしまうのです。
「気虚」の方は、岩盤浴を控えましょう。
そうじゃないと、脂肪の燃焼やお肌の新陳代謝がもっと悪くなってしまいますよ。