生もの

先日、友人と居酒屋へ行ったときのこと。
その道50年のマスターが、こんな話をしてくれました。
「生もの」の足の速さは、暑さでなく、湿度で決まるんだ。
とくに梅雨時は、冷蔵庫にちゃんと保存しているのに、生の”モチ”が悪い。
でもね、梅雨が明けて、天気がよくなると、ずいぶん違う。
ほんと、湿気は天敵だよ。

なるほど。
「湿度が高いと、ものが腐りやすい」と聞いたことはありますが、
マスターの実感のこもった話から、その道理を深く理解できたのでした。

考えてみると、私たちだって超ピチピチの生ものです。
梅雨時あたりから増え始める症状に、
下肢のだるさ、むくみ、頭重感、めまい、食欲不振、気力の低下─などがありますが、
これらの症状は全部、湿気がからだにまとわりつくことで起きるんです。

湿気という自然の外敵に対して、私たちは無力です。
でも、その影響をできるだけ受けにくくすることはできます。
軽く運動をして汗をかいたら、心身ともにスッキリした、
なんていう経験をしたことがあるでしょう。
からだをプルプル動かし、循環を促すと、湿気が抜けていくんです。
だから、少しくらいだるくても、気持ちが落ち込んでいても、
思い切ってからだを動かしましょう。

胃腸の保護に努めることも大切ですよ。
お腹いっぱい食べないようにするだけでなく、
冷たいもの、アルコール、甘いもの、脂っこいものなどを取りすぎると、
体内がジメジメしてしまいます。
とくに食後に眠くなりやすい方は、要注意です。

関東地方の梅雨明けはもうすぐですが、
夏の間はしばらく、湿気との闘いが続きます。
どうか快適な夏をお過ごし下さいね!(^^)!