味を知る

一昨日は仙台で漢方講座(毎月、第二日曜日開催)がありました。
講座では、参加されるみなさまに、聴講してもらうだけでなく、
テーマでお話する漢方薬を味わってもらうようにしているんですね。

味わう漢方薬は、携帯に便利な「エキス剤」(細粒)、
コトコト煮込んでのむ「煎じ薬」─の2つのタイプです。
煎じ薬①.jpg
(←会場に併設されたキッチンで、煎じ器を使って漢方薬を煎じた様子)

両者の漢方薬の違いを、和食に使う“おだし”に例えると、
エキス剤が“だしの素”、煎じ薬が、コブやかつ節から直接とる、本物の“おだし”です。

本物の“おだし”を使うほうが、お料理に“こく”や“うまみ”がでます。
しかし“おだし”を作るのが面倒、時間的に無理、という方もいらっしゃいます。
それならば、“だしの素”の力を借りちゃいましょう。
“だしの素”を使っても、美味しいお料理は作れますから。
(←わたし、お料理をするのでわかります)

どうであれ、素材の味(=漢方薬の味)を知らなければ、
素晴らしいお料理(=お薬の調合)は作れません。
だからわたしは、1つひとつの生薬を試飲して、その味を頭に叩き込んでいるんです。
この創作意欲だけは、そんじょそこらのだれにも負けない自信があります(*^_^*)