低気圧とめまい

低気圧が近づきお天気が悪くなると、
持病のめまいがおこりやすい、と言われます。

地球上の空気から受ける圧力を意味する気圧は、
地形や気象条件によって変わってきます。
圧力が小さいところ、
言い換えれば、空気が少ないところが「低気圧」です。

低気圧とお天気の関係は、こうです。
① 周囲の空気が、空気が少ない低気圧にむかって流れ込む。
② 流れ込んだ空気は、自転の関係で反時計回りに吹き込む。
③ 中心の空気が行き場を失い、上昇気流をつくる。
④ 上昇した空気が冷やされ細かい水滴となり、雲ができる。
⑤ 結果、お天気が悪くなる。

めまいには、
過剰なリンパ液が、平衡感覚をつかさどる、内耳にたまっておこるものがあります。
ここで、③と④の現象に着目して欲しいのですが、
上昇気流による空気振動=めまい
細かい水滴=内耳のむくみ
─という相関関係が想像できませんか?

暑い季節に暑いと感じるのは当たり前ですが、
暑がりであれば、その暑さがとても苦痛であるはずです。
逆に寒いときは寒いと感じますが、
寒がりであれば、その寒さがとても苦痛でしょう。
つまり、低気圧(湿気)が近づいてめまいがおこりやすい方は、
内耳がむくみやすいから、その湿気に敏感に反応するのです。

さらに、胃腸が弱い体質であったり
(←漢方理論では胃腸が水分代謝をつかさどると考える)、
日本の国土が海に囲まれる地形で、
一年を通して湿気が多いという環境なども(←湿気がからだに入り込みやすい)、
内耳を刺激するのです。

めまいを改善するには、
気圧(湿気)に影響を受けない体力作りが、必要なんですよ。