今年度1回目の漢方講座がありました。
テーマは「月経異常」の漢方薬。
ご参加いただいた、
総勢70名弱の薬剤師、医師など医療関係者の方々には、
この場をお借りして感謝申し上げます。
ありがとうございました。
講座では、
月経痛や月経不順の原因を、
① 血液不足、血液成分の薄さ
② 冷え、低体温
③ 消化・吸収の低下→①や②につながる
④ ストレスによる自律神経の乱れ
⑤ 体質的なホルモン分泌の低下
─などに分析し、
原因①②④などによる血流障害を改善することで、
卵巣に届くホルモンをスムーズに運んだり、
子宮内膜の環境を整えるなどの効果がある漢方薬、
「芎帰調血飲第一加減」(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)
をご紹介しました。
原因④による、
病院の検査では判明できない血流障害は、
めまい、頭痛、肩こり、イライラ感、動悸など不定愁訴を引き起こします。
本剤は、月経異常に限らず、更年期を迎えた方や高齢者などの、
そういった症状も改善することができます。
詳しくは、漢方専門薬局などでおたずねください。