身体のケア 2018年06月21日 雨上がりの曇りの日の早朝は、 濡れたアスファルトの路面から、肌に心地よい涼しさが立ち昇っていた。 日課のウオーキングをしていた。 遠くの筋向こうに、おじいさんが杖をついて歩いているのが見える。 距離が近づいた。 おじいさんは笑みを浮かべながら、 ちょこんちょこんと頭を下げ、会釈するようなしぐさをする。 自分に? 誰だろう? 距離が、ぐんと近づいた。 お互いに向けられ…続きを読む