不確かな世界

算数で習う「掛け算」は、数学の基礎として不変のものです。 一方、歴史教科書に出てくる史実は、 のちに見つかる文献や資料などの解析によって、 否定される可能性をはらんでいます。 歴史だけに限りません。 文学や哲学などにおいても、 端的に言えば、 不確かなものを学問として、 あたかも真実のこととして学ぶわけです。 しかし、不思議なものです。 たとえ、あとでそれがそうで…

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