続き

小学5年生か6年生のとき、 NHKで放映された「シルクロードの旅」というドキュメンタリー番組を、 たまたま視聴したのが印象深く残っています。 若い頃船員をしていた私の父の晩年は、 見事なまでの好々爺に人が変わっていたけれど、 当時30代後半の海の男は、荒くれ兄ちゃんが少し大人になったようで、 私ら兄弟への当たりかたは厳しく、家では近づきがたい存在でした。 私は父に、自分の意見な…

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まだまだ続編

漢方は薬学生に人気がない。 という現実を書いて私は思いました。 漢方派の私は、漢方のことをあまり悪く書きたくないのです。 それで、漢方は人気がないなどと、 オブラートに包むような遠回しな書き方をしました。 実は、近年の薬大の新卒で、漢方業界に進むのは、ほぼゼロ。 漢方の「か」の字もでてこず、見向きもされない状況です。 その新卒のほとんどが、 調剤薬局や病院、製薬メーカ…

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幻のチベットまだ続編

漢方をやってみたい。 本場の中国へ行ってみたい。 高3のとき、薬大の進学を決めました。 先に漢方がきた。 次に中国がきた。 そして薬大にすると決めた。 将来薬屋をしたら、漢方を扱えると。 私は実家が薬屋の後継ぎではなかったし、 周囲の近しい人に薬屋がいたわけでもありません。 昭和の風景がほの明るく照らし出されます。 田舎の商店街の一角にあった薬屋の店先。 緑…

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